FIRE後にやりたいことをすべて書き出してみた|退職5か月前の40代の現在地

価値観・FIRE思考

FIRE後にやりたいことを書き出したら、100個を超えました。並べて見返すと、その多くは家族と一緒にやりたいことでした。

退職まで約5か月。漠然と考えていたことを、ようやく言葉にしました。この記事では、私が作ったリストの中身と、書き出して気づいたこと、お金や不安との付き合い方をまとめます。

この記事でわかること
  • FIRE後にやりたいことを100個以上書き出して見えたこと
  • 40代・子育て世帯の実際のリストと、その中身
  • やりたいことを見つける3ステップと、書き出すときの注意点

なぜFIRE後にやりたいことを書き出したのか

休みの日にしかできなかったことを、自由にやりたい

いちばん大きな理由は、これまで休日にしかできなかったことを、曜日や日数を気にせず体験したいからです。

今は家族旅行も、ちょっとしたお出かけも、土日や連休に詰め込んでいます。行き先も日程も、休みに合わせて選ぶしかありません。

FIRE後は平日にも動けます。書き出してみて、この「自由に体験したい」という思いが、自分の中で想像以上に強いと分かりました。

「時間ができたらやる」は、いつまでも来ないかもしれない

リストを作る中で、「退職して時間が取れたらやろう」と考えていたことがいくつもあると気づきました。

裏を返せば、仕事を続けていればずっと後回しにしていたことです。気をつけないと、一生やらずに終わっていたかもしれません。

書き出したのは、それを防ぐためでもあります。

言葉にすると、未来がはっきり見えてきた

やりたいことは、以前から頭の中にぼんやりとありました。文字にしてみると、FIRE後の生活が具体的な場面として浮かぶようになりました。

「いつか家族で旅行したい」が、「子どもが小学生のうちにハワイへ行きたい」に変わる。言葉にするだけで、未来の輪郭がくっきりします。

書き出してみて改めて感じたのは、私にとってFIREは目的ではなく、やりたいことに時間を使うための手段だということです。仕事を完全に辞めることにこだわらず、自分に合った働き方で時間を確保するサイドFIREを目指しているのも、そのためです。

サイドFIREの考え方は「サイドFIREとは?フルFIREとの違いと現実」で解説しています。

こう考えるようになったきっかけは、子育てと仕事の両立に悩み、働き方を見直した経験でした。その経緯は「人生の優先順位が変わった瞬間|仕事は大切なまま、向き合い方が変わった」にまとめています。

私が書き出したFIRE後にやりたいことリスト

妻と話しながらためていたものを書き出した

リストの大半は、妻との会話の中でためてきたものです。「あそこに行きたい」「こんなことをしてみたい」。そんな話をするたびに頭の片隅に置いてきた、いわば候補のストックです。

それでも、いざ書こうとすると最初は手が止まりました。そこで質より量と割り切り、ネタ出しのつもりで思いつくまま数を出すことに。

妻にも「できるかどうかは別にして、自由に言ってみて」と聞きながら書き足しました。そうして集まったのが100個以上です。

リストの中身(抜粋)

全部を載せると長くなるので、柱になっている項目を、一緒にやる人ごとに分けました。

家族と

  • 月1回は家族でお出かけする(子どもが未就学児のうちに、日本のいろいろな場所へ)
  • 子どもが小学生のうちに海外旅行へ行く(候補はハワイやモルディブなどのリゾート)
  • 親が元気なうちは、親を連れた旅行を年1回以上続ける
  • 子育てに夫婦で時間をかける

夫婦で

  • 平日のランチで、お得でおいしい店を開拓する
  • 住まいのDIYで、これからの暮らしの拠点を自分たちの手で整える
  • 健康診断を欠かさず、ウォーキングやランニングを続ける

自分ひとりで

  • 月1回は、やったことのないことに挑戦する(スポーツでもゲームでもいい)
  • ブログの発信を、無理のないペースで続ける

いちばん楽しみにしているのは、住まいの準備と旅行です。退職の前後で中古住宅を買い、リフォームに合わせて予算の範囲でDIYにも取り組む予定です。

どんな家にしたいか、妻と相談するところからワクワクしています。結婚前に、結婚後の暮らしを想像していたときの気持ちに近い気がします。住宅のことは、今後改めて記事にまとめる予定です。

自分ひとりでやりたいことの中では、ブログも外せません。考えを言語化すると頭の中が整理され、その作業自体が楽しいからです。退職後も、自分のペースで続けていきたいと思っています。

書き出して気づいた「家族」というキーワード

リストを見返して最初に思ったのは、自分ひとりの理想が意外に少ないことでした。旅行もランチも住まいづくりも、誰かと一緒にやる前提で書いています。

私にとって幸せの鍵は、家族や周りの人との関わりなのだと思います。

お金そのものより、お金を使って誰とどんな時間を過ごすか。その考えに至った経緯は「お金より大切なものに気づいた|お金は大切なまま、並べ方が変わった」にまとめています。

やりたいことリストを作るときの注意点

無計画にやりたい放題では、家計が持たない

時間が自由になっても、思いつくままお金を使っていては家計が持ちません。やりたいことの多くにはお金がかかるからこそ、使い方の計画が欠かせないと考えています。

2025年の実績では、年間支出約550万円のうち、旅行・お出かけ・外食などの遊興費は約150万円でした。我が家ではこれも生活費の一部として予算に組み込んでいます。

食費や交際費、趣味娯楽費は毎月の予算で、旅行や特別な出費は月平均で予算化します。月ごとに超えることはあっても、1年で予算内に収まれば良しとする考え方です。

FIRE後もこの仕組みを続けます。退職で通勤や仕事関係の出費が減り、住まいも変わるため、基礎的な生活費は月10万円ほど下がる想定です。そのうえで年間予算を決め、その範囲で予定を組みます。

満足度を優先して、予算を超える年もあるはずです。年末に1年間の支出を整理し、年始に立てた予算と見比べて翌年の予算を見直す。この予実管理で、トータルで破綻しないように調整していきます。

他人のリストは参考にしても、真似はしない

リストの作り方が分からないときは、他人のリストを眺めるのが役に立ちます。ただ、そのまま真似するのはおすすめしません。

人によって、これまでの歩みもこれからの歩みも違います。誰かの幸せが、自分の幸せとは限りません。目指すのは、自分にとってだけ価値があるリストです。

代わりにおすすめしたいのは、リストを人に見せることです。「なぜそれがしたいの?」「誰としたいの?」と疑問をぶつけてもらうと、自分でも気づいていなかった理由が見えてきます。

リストは一度作って終わりではない

子どもの成長や暮らしの変化に合わせて、大切にしたいことも少しずつ変わっていくはずです。親の状況によっては、やりたいことリストに書いた通りに進まない項目も出てくるでしょう。

変わることは悪いことではありません。その時々で、幸せな人生に向かっていると実感できるかどうか。私はそこを大切にしたいと思っています。

FIRE後に暇を持て余したり、目的を見失ったりしないか。その不安がまったくないわけではありません。

ただ、新しいことに触れれば、やりたいことは次々に出てくると考えています。やってみて楽しくなければ、やめればいいだけです。「とりあえずやってみる」を繰り返していたら、たぶん時間は足りなくなります。

退職直前の迷いや本音は、「FIRE退職まであと3ヶ月|今の本音と最終決断」でまとめる予定です。

FIRE後にやりたいことを見つける3ステップ

ステップ1:思いつくまま、100個を目安に書き溜める

紙でもスマホのメモでもかまいません。話し相手がいなくても、ひとりで書き出せます。

すぐに出てこなくても問題ありません。家事の最中や移動中に、ふと思いつくことがあります。そのたびに書き足していきましょう。

ステップ2:見返して傾向をつかみ、人に見せる

ある程度たまったら、まとめて見返してみてください。自分が何に興味があり、どんなことをしたがる傾向があるのかが見えてきます。

分かっていたつもりでも、文字にすると新しい発見があります。私の場合は、それが「家族」でした。

そのうえで、深掘りの質問をしてくれる人に見せてみましょう。少し照れくさく感じても、第三者の視点で見てもらうと、自分では気づけなかった発見が得られることがよくあります。

ステップ3:お金をかけずに試し、人に会う

旅行や食事はお金のかかる楽しみですが、お金をかけずにできることもたくさんあります。

まずは、やったことのないことに触れてみることです。未経験のことは刺激になり、次にやりたいことを考えるきっかけになります。私がリストに「月1回の新しい挑戦」を入れたのも、そのためです。

もう一つは、人に会うことです。人と話して刺激をもらい、情報を交換すると、自分の中で考えが動き出します。

人に会うのは、ハードルが高いと感じる方もいるでしょう。それでも、同じ価値観を持つ人と知り合えたら、その縁は大切にしたいものです。私は、FIRE後の充実感につながる大きなヒントがここにあると感じています。このブログを通じて、価値観の近い人とつながれたらという淡い期待があります。

まとめ

  • FIRE後にやりたいことを書き出すと100個を超え、その多くが家族と一緒にやりたいことだった
  • 楽しみに使えるお金には限りがあるので、年間予算を決め、予実管理で調整する
  • リストは真似せず、人に見せて深掘りし、価値観の変化に合わせて見直していく

楽しい未来を考える時間は、気持ちを明るくしてくれました。FIRE実行に向けては経済的な不安など気になることも多いですが、楽しみな項目もたくさんあります。

FIREを目指している方には、その先の楽しい未来を想像しながら、準備の時間そのものも楽しんでほしいと思っています。

まずは今日、FIRE後にやりたいことを10個だけ書き出してみてください。

このリストを実際の1日に落とし込むとどうなるのか。それは「FIRE後の1日|理想と現実」として記事にまとめる予定です。

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