投資を始めたきっかけ|私が最初の一歩を踏み出した理由

実体験・資産公開
この記事でわかること
  • 私が投資を始めた具体的なきっかけ
  • 最初に買った銘柄と、注文ボタンを押す瞬間の葛藤
  • 優待投資から高配当・インデックスへ広がった転機
  • 家族との意外なエピソード
  • 13年前の自分と今の自分で変わったこと
  • 投資をまだ始めていない人に伝えたいこと
結論

完璧なタイミングや十分な知識を待つより、少額でも早く始めることが大切だと感じています。
私が投資を始めたのは、NISAという制度ができたことがきっかけでした。
当時は知識もほとんどなく、不安を抱えながら押した最初の注文ボタンが、13年後の今につながっています。

「投資を始めたいけど、何から手をつければいいかわからない」。

そう感じている方は多いと思います。

私が投資を始めたのは30代前半、独身で公務員7年目の頃でした。決して余裕のある生活ではありませんでしたが、ある制度の誕生がきっかけで、最初の一歩を踏み出しました。

この記事では、その時の心境、最初に買った銘柄、家族とのエピソードまで、すべての原点を振り返ります。これから投資を始める方は「投資初心者は何から始めるべきか?最短ルートを解説」もあわせて参考にしてください。

なぜNISAという制度がきっかけになったのか

理由1:「貯蓄から投資へ」という国の流れに乗る必要を感じた

日本でNISAが始まったとき、税優遇という仕組みそのものに国の意図を感じました。

「貯蓄から投資へ」という流れに、国策として乗っておく必要があると感じたのが最初の動機です。

そして、老後は年金だけでは足りないということも世間では言われていましたし、自分で将来の資産形成を考えていくことが必要だと考えたからです。

理由2:銀行預金の利率が低く、何かを変える必要性を感じていた

当時から銀行預金の利率はとても低い水準でした。

このままお金を置いておくだけでは増えないという感覚があり、これを機に投資を勉強してみようと思いました。新NISAの制度については「新NISAとは?初心者が知るべき基本と始め方【2026年版】」で詳しく解説しています。

理由3:もともと「おまけ・ポイ活」が好きな性格と優待投資が重なった

私はもともと、おまけやポイ活が好きな性格でした。

子どもの頃のビックリマンシールに始まり、ポイ活にも性に合うものを感じていました。

優待投資の記事やブログを見た時、この感覚と投資が重なる感じがして、強く興味を惹かれました。

制度のタイミングと自分の性格が重なったことが、投資に興味を持ち、最初の一歩につながったと感じています。

私の実体験(最初の一歩)

SBI証券で口座開設した時の話

最初に開設した証券口座はSBI証券でした。

選んだ理由は雑誌やネット記事を参考にしただけで、明確な根拠があったわけではありません。

同時にネット銀行も開設し、入金手数料や購入商品を確認しながら、少しずつ仕組みを理解していきました。

しかし、結果論ですが、使い勝手や購入できる銘柄数などSBI証券で満足していますし、最適解に近い選択ができていると感じています。

桐谷さん・有名ブロガーを参考にした優待選びの基準

優待投資家として有名な桐谷さんの記事や、みきまるさん、www9945さん、夕凪さんといったブロガーの発信をよく見ていました。

この方達の書籍も購入し、考え方を学びました。

優待品をもらった時を想像し、嬉しい気持ちになるかどうかも基準にしていました。投資元本を優待と配当で何年で回収できるか、自分なりに検証したりもしていました。

投資初期に買った優待銘柄一覧

投資初期に購入した銘柄は、いずれも株主優待のある銘柄を単元(100株)で購入したものです。当時の判断基準は、配当利回りや優待価値を含めた総合利回り、PBR、PERくらいでした。

銘柄購入当時の株価(参考)優待内容
日本フェルト(3512)449円クオカード
TOKAI HD(3167)342円水・クオカード・スマホ料金割引等から選択
アルペン(3028)1,785円自社店舗で使える商品券
粧美堂(7819)420円自社商品+クオカード
マクドナルド(2702)2,600円自社店舗で使える商品券

これらの銘柄は、現在も保有を続けています。

注文ボタンを押す瞬間の葛藤

株式の購入で、最初に注文ボタンを押す瞬間は、やはり少し緊張しました。

投資経験がなかったため、「本当にこれで大丈夫なのか」「もし下がったらどうしよう」という不安がありました。

金額自体は大きなものではありませんでしたが、自分のお金が値動きする状態になるのは初めてのことで、何度も画面を確認した記憶があります。

事前に本やブログを読んで「長期で考えるなら早く始めた方がいい」とは理解していました。それでも、頭でわかっていることと、実際にお金を動かすことの間には、思った以上の距離がありました。

最終的には「悩んでいても始まらない。まずは経験してみよう」と思い、注文ボタンを押しました。

押した後の感覚は、安心感というより「本当に買えたんだ」という不思議なものでした。翌日から株価を見るようになり、少し値下がりすると気になったりもしました。

数十万円規模の買い物を繰り返すことは、それまで経験したことがなかったため、慎重に、ビビりながら銘柄研究をしていたのを覚えています。

この経験を通じて、投資は知識だけでなく「実際にお金を入れて経験することで身につくもの」だと感じました。今振り返ると、最初の一歩で完璧な判断をしようとしなかったことが、経験値を貯めるという意味では良かったと思っています。

優待が届いた時の気持ち(配当金以上の満足感)

年に1、2回、優待が定期的に届くのは嬉しいものです。

物として手元に届くため実感が持ちやすく、当時の満足感は配当金より高かったかもしれません。

母が後を追って優待投資を始めたエピソード

家族の反応は、特に心配されることもありませんでした。

父も少し個別株投資をしていたため、株式投資自体への抵抗は元からなかったようです。

私が優待品をもらっているのを見て、母が興味を持ち、NISA口座を開設して優待投資を始めました。優待品について母との会話が増えたのは、投資の思わぬ副産物だったと感じています。

優待投資から3本柱への転機

NISAロールオーバーで気づいた非課税枠の使い方

優待投資は長期保有が前提のため、保有銘柄のほとんどをロールオーバーしていました。

しかし新NISAの話が出てきた頃、非課税口座の使い方を見直すきっかけになりました。

特定口座の高配当銘柄が値上がりし、NISA口座の優待銘柄があまり値上がりしない状況に気づいたのです。

この頃から資産は着実に増えていき、その後の歩みは「13年で資産9000万円達成|リアルな資産推移と再現性ある投資戦略」にまとめています。

「優待はNISA、高配当は特定口座」という発想の転換

このとき、非課税口座を活用しきれていないと感じました。

配当金の多くない優待銘柄は特定口座で保有し、配当金を多くもらえる銘柄や値上がり益を期待できそうな成長力のある銘柄は、非課税枠を活かせるようNISA口座で保有するという考え方にシフトしていきました。

10バガー達成経験から学んだこと

個別銘柄で初めて10倍(10バガー)を達成し、利益確定した経験もありました。

これを繰り返せれば資産形成の王道になると感じましたが、簡単にできないからこそ、みなさん、苦労しているのだと実感しています。

書籍を読み漁り、インデックス投資にも広がった経緯

もっと投資の勉強をしようと思い、書籍を読み漁りました。

その中でインデックス投資についても学び、再現性の高さに惹かれました。

優待中心だった投資が、配当によるインカムを重視する高配当株投資、そして再現性の高いインデックス投資を加えた3本柱に広がっていったのは、この時期の学びが大きかったと感じています。

きっかけは小さな一歩でも、投資に関する考え方は時間・経験とともに進化していくものだと思います。

13年前の自分と今の自分で変わったこと

13年前は、投資を始めたばかりで、株価の値動きがっても気になりました。少し上がれば嬉しくなり、少し下がれば「大丈夫かな」と不安になる。投資を「利益を出すもの」として見ていて、短期的な値動きに意識が向いていたと思います。

13年間続ける中で、この向き合い方は大きく変わりました。特に大きかったのは、暴落や下落相場を経験したことです。頭で理解していた「株価は上下するもの」を、実感として理解できるようになりました。

項目13年前
意識の対象毎日の株価の値動き資産全体が長期的に成長できるか
下落時の感情不安になり、感情的になりやすい良い企業を安く買える機会と捉える
投資の目的短期的な利益長期で再現性の高い仕組みづくり
判断基準配当利回り・PBR・PERのみストーリーと損切りラインを含めた目論見

13年前の自分に伝えるなら「株価を見る時間より、投資を続ける仕組みを作ることの方が大切」と言いたいです。

投資に再現性の高い最適解はありません(インデックス投資は別ですが)。必勝法を探すことに時間を割くよりも、まずは経験して自分なりのやり方を確立する方が、投資の成功への近道だと感じています。

投資をまだ始めていない人へ伝えたいこと

ステップ1:完璧な知識を待たず、少額から始める

「もっと勉強してから始めよう」と考えていたら、おそらく何年も先延ばししていたと思います。

最初は少額からのスタートでかまいません。経験を積みながら学んでいく方が、結果的に早く前進できます。

ステップ2:自分の好き・興味と投資をつなげる視点を持つ

私の場合、おまけやポイ活が好きという性格が、優待投資への興味につながりました。

自分が元々好きなことや興味のあることと投資を結びつけると、続けやすくなると感じています。

ステップ3:制度の変化(NISA拡大など)はチャンスとして捉える

NISA創設、そして新NISAへの拡大など、制度の変化はその都度ありました。

こうした変化を「ややこしい」と捉えるより、資産形成を見直すきっかけとして捉える方が、長く投資を続けるうえで役立つと感じています。

来年から始まるこどもNISAもいいきっかけになるかもしれません。

まとめ

  • きっかけは制度のタイミングと自分の性格が重なったことでした
  • 最初の一歩は不安だらけで、知識も少なかったです
  • 13年前は値動きに振り回されていましたが、今は長期的な成長を重視するようになりました
  • 13年経った今、その小さな一歩が9000万円という資産につながっています

公務員として安定収入があったとはいえ、投資を始めた当初は知識も少なく、不安を抱えながらの一歩でした。サイドFIREを決意するまでの道のりは「【リアル公開】資産9000万円でサイドFIREは可能?40代公務員の結論と戦略」で詳しく書いています。

この後、投資を続ける中で大きな失敗も経験することになりますが、それはまた別の記事でお伝えしたいと思います。

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